スタートアップサポート

デジタル自治体・町内会「いちのいち」

小田急電鉄株式会社

小田急電鉄株式会社が発表した自治会・町内会SNS「いちのいち」にクリエイティブチームとして参画しました。 実証実験中のUI面のサポート及び、サービスのブランド設計を行っております。 「いちのいち」は「高齢者の社会的孤立」の解決により「すべての人が、住み慣れた地域で 安心してくらしていける」まちづくりを目指しており、SDGsの3「すべての人に健康と福祉を」 を捉えた取り組みです。 約400の自治体・町内会で利用実績があります。(※2023年2月末時点)

UI Design

地域の活動を確認できる情報一覧
災害情報で安否の投稿や確認
ご近所のコミュニティで交流
便利なリンク集を自治体ごとに設定

高齢者でも理解できる情報整理

本サービスでは高齢者が多くのユーザーになる課題がありました。私たちは既存のUIルールを保ちながらも理解できるデザインを目指して情報整理を行いました。

  • 文字や要素を大きく
  • OSの既存UIでも適切な表現に見直す
  • 画面内でできることを絞る

ユーザーが本当に欲しいものを考える

自治体・町内会ユーザーに重要な情報は何か。視認性や理解しやすいUIデザインはどうあるべきか。モックアップで検証。

Logo Design

目指すは「一丁目一番地」

一丁目一番地とはある課題や業務の最優先事項の例え。政治用語でしたがビジネスシーンに広まった言葉です。サービス名の「いちのいち」はこの考えが基になっています。日本社会で問題になる高齢者の社会的孤立を解決する。その意思が込められています。

人が集まって繋がるのモチーフは何か?

自治体や町内会で利用するサービス。デジタル化をしているが根本は「人が集まって繋がる」です。このアナログ感の温もりを感じるロゴにはどのようなモチーフが適切か方向性を考えてみました。

昭和の一体感、ご近所感
井戸端会議で話す人々
のし、水引きで縁を繋ぐ
公園で人々が集まる
祭りで楽しむ人々
町区掲示板

方向性検討

モチーフをもとに様々なロゴが検討されました。最終稿は「人との繋がり」「昭和の雰囲気」が強い案に決定します。

数字の1が平仮名の「い」
数字の1をより強調したもの
その他の方向性
最終稿